インドのナレンドラ・モディ首相は、2026年6月16日から17日にかけて予定されているG7サミットに出席するため、フランスへ向けて出発した [1]

今回の訪問は、グローバル・ガバナンスにおけるインドの役割の増大と、G7諸国と発展途上国の間の架け橋となるというインドの野心を強調するものだ。モディ首相は出席を通じて、「グローバルサウス」の懸念が世界で最も裕福な民主主義国家の議題に組み込まれることを確実にしたい考えだ。

サミットはフランスのエヴィアン=レ=バンで開催される [3]。一部の報道ではイタリアとの記述もあったが、主要な情報源の間ではフランスの同町が開催地であるということで一致している [3]。モディ首相は、この集まりを利用してグローバルサウスの熱望を代弁する意向であると述べた [4]

多国間セッション以外に、首相はハイレベルな二国間協議を行う見込みだ。エマニュエル・マクロンフランス大統領との会談が予定されている [2]。また、イベントの合間にドナルド・トランプ米国大統領と会談する可能性についても大きな期待が集まっている [1]

フランスでのサミットに加え、モディ首相の旅程にはスロバキア共和国への立ち寄りも含まれている。今回の訪問は、スロバキアが独立して以来、インドの首相が同国を訪問するのは初めてのこととなる [2]

今回の外交ミッションは、G7フォーラムという戦略的必要性と、欧州におけるインドの二国間関係の拡大を組み合わせたものである。これらの取り組みは、世界的な不安定期において、安全保障および経済的パートナーシップを強化することを目的としている。

インドはG7サミットにおいて、グローバルサウスの熱望を代弁する

今回の外交ツアーは、欧米主導の安全保障および経済枠組みにおいて、インドがより積極的な役割を担おうとする戦略的転換を示唆している。G7サミットと歴史的な初となるスロバキア訪問を組み合わせることで、ニューデリー(インド政府)は欧州におけるパートナーシップを多様化させると同時に、地政学的な重要交渉におけるグローバルサウスの主要な代表としての地位を確立しようとしている。