ナレンドラ・モディ首相は6月27日と28日の国賓訪問期間中、ビクトリアにあるセーシェルの国民議会で演説を行った [1]

今回の訪問は、インドがインド洋地域に置いている戦略的重点を強調するものであり、国家的な祝典が行われている時期に、島国であるセーシェルとの二国間関係を深化させることを目的としている [2]

モディ首相は、セーシェルの国民議会で演説した初のインド首相となった [3]。この3日間の訪問 [4] は、セーシェルの独立50周年を記念する「ナショナル・デー」のゴールデン・ジュビリー(金婚式的な50周年記念)と重なっていた [5]。モディ首相は、パトリック・エルミニ大統領とともに主賓として祝典に出席した [6]

議会での演説の中で、モディ首相はこの群島の地政学的な重要性を強調した。首相は、「セーシェルはインドのインド洋ビジョンにおいて中心的な存在であり続ける」と述べた [7]。また、この島国がインドの安全保障および地域協力の目標にとって戦略的な重要性を持っていると語った [8]

地域安全保障に加え、モディ首相は地球規模の責任と公平性についても言及した。首相は、「寄与度が最も低い者が、最大の負担を負うことはあってはならない」と述べた [9]。この発言は、地球規模の課題に対処する際、努力を公平に分担する必要性を指摘したものであり、小島嶼国に対するインドの外交アプローチにおいて繰り返し登場するテーマである。

ビクトリアでの活動は、多岐にわたる分野でインドとセーシェルの協力を強化するための広範な取り組みの一環である [10]。ゴールデン・ジュビリーに参加することで、インドはセーシェルの長期的な安定と主権に対するコミットメントを示した [5]

セーシェルはインドのインド洋ビジョンにおいて中心的な存在であり続ける。

今回の訪問は、インド洋における重要な戦略的拠点とのパートナーシップを固めることで、インドの「SAGAR」(Security and Growth for All in the Region:地域のすべての人にとっての安全と成長)政策を強化するものである。インドの指導者として初めてセーシェル議会で演説したことで、モディ首相は外交関係の格付けを引き上げ、他国も影響力を模索するこの地域において、インドが主要な安全保障および開発パートナーであり続けることを確実にした。