Pop Mart International Group Ltd.は、自社のLabubu(ラブブ)の知的財産(IP)を長編映画、テーマパーク、および展覧会へと展開している [1, 2, 3]。
北京に拠点を置く同社にとって、この転換はコレクタブル玩具市場を超えようとする戦略的な移行を意味する。エンターテインメントや観光業へと多角化することで、Pop Martはキャラクターの長期的な生存能力を確保し、持続可能な文化的エコシステムの構築を目指している [1, 2]。
この拡大の一環として、Pop Martは2026年3月19日にSony Pictures Entertainmentとのパートナーシップを発表した [2, 4]。この提携では、Labubuというキャラクターを映画館に届けることに焦点を当てる。Sony Pictures Entertainmentの広報担当者は、「Labubuのユニークな魅力を大スクリーンに届けられることに興奮している」と述べた [2]。
Pop Martの最高執行責任者(COO)であるSi De氏は、同社が単に玩具を販売するのではなく、IPを中心としたエコシステムの構築に注力していると語った [1]。また、目標はLabubuを玩具棚を超えて生き続ける文化的アイコンにすることだと述べた [2]。
こうした野心的な成長計画にもかかわらず、市場はこのニュースに否定的に反応した。映画提携の発表後、Pop Martの株価は30%以上下落した [4]。
同社の広範な戦略には、物理的な製品販売への依存から脱却することが含まれており、これは玩具トレンドの変動に対するリスクヘッジを意図したものだ。テーマパーク事業や展覧会を統合することで、消費者とのエンゲージメントを深め、ブランド資産の寿命を延ばそうとしている [1, 2]。
“「我々の規律ある戦略は、単に玩具を売ることではなく、IPを中心としたエコシステムを構築することだ」”
Pop Martは、製品メーカーから総合エンターテインメント企業へと進化することで、「ディズニー・モデル」の再現を試みている。映画やテーマパークへの展開は収益源の多様化につながる可能性があるが、株価の急落は、小売業での成功を映画や体験型のストーリーテリングへと転換できるかについて、投資家が懐疑的であることを示唆している。



