テッド・クルーズ上院議員(共和党、テキサス州選出)とマリア・キャントウェル上院議員(民主党、ワシントン州選出)は水曜日、超党派の「大学スポーツ保護法(Protect College Sports Act)」[1], [2]を推進するためのフォーラムをキャピトル・ヒルで開催した。

この法案は、大学スポーツの財務および運営構造をめぐる議会の停滞状態を解消することを目的としている[3], [4]。名前・肖像・権利(NIL)および選手への報酬制度が進化し続ける中、同法案は大学スポーツ全体の安定性を維持するための標準的な規制枠組みを確立することを目指している[3], [5]

2026年6月10日に開催されたこのフォーラムでは[2]、コーチや選手らが業界の現状について証言した[2]。提案された法案は、ロスター管理の不安定さと、学生アスリートへの第三者からの支払いがもたらす財務的影響に焦点を当てている[1], [3]

「大学スポーツ保護法」の中心的な柱は、選手の移籍に関するより厳格なルールの導入である。この法案では、選手の「自由」な転校を1回に制限する[3]。この措置は、大学間の頻繁な選手の移動を抑制することを目的としており、議員らはこうした移動が大学スポーツの競争バランスを乱していると指摘した[3], [5]

転校の制限に加え、同法案は大学アスリートが受け取る報酬への規制を導入する[1]。クルーズ議員とキャントウェル議員は、これらの取引に法的枠組みを設けることで、NILの権利を扱う大学とアスリートの両方に明確な指針を提供したい考えだとしている[3], [4]

この提案が超党派であることは、大学スポーツにおける連邦政府の監視不足に対する共通の懸念を反映している[3]。両議員は所属政党こそ異なるが、アスリートの報酬という現実を認めつつ、大学スポーツモデルの整合性を保護する必要があるという点で一致した[4], [5]

同法案は、選手の「自由」な転校を1回に制限する

この立法的な動きは、大学スポーツの統治を裁判所や競技連盟から連邦政府へと移行させようとする重要な試みである。転校を制限し報酬を規制することで、アスリートの稼ぐ権利と、大学側が求めるロスターの安定性のバランスを取ろうとしており、NILの「無法地帯」時代の終焉をもたらす可能性がある。