サタブディ・ロイ氏率いるトリナムール会議(TMC)の反体制派議員グループが、インド国民市民党(NCPI)への合流を発表した [1]

この動きはTMC内部の深刻な亀裂を意味し、国民民主同盟(NDA)の連立体制を強化することになる。離脱議員らは地域政党と連携し、ロク・サバ(下院)での個別の議席配置を求めることで、TMC指導部との正式な距離を置いている。

合流の発表は2024年6月9日に行われた [1]。発表後、離脱議員らはニューデリーでオム・ビルラ下院議長と面会し、グループとしての独立した議席エリアを要望した [1]。この動きにはスディップ・バンディパディヤ氏らも参加している [1]

報道によると、今回の合流には20人の反体制派議員が関与しているという [2]。一部の議員がブペンダー・ヤダブ連邦大臣の自宅を訪れていたことも確認されており、NDAとの調整が進められていたことが示唆されている [2]

サタブディ・ロイ氏は「我々はインド国民市民党に合流した」と述べた [1]

TMC指導部は、この離脱に強く反発している。党幹部のアビシェク・バナジー氏は、議長に対し、独立ブロックとしての要望を無視するよう求めた。

アビシェク・バナジー氏は「ビルラ議長には、この離脱グループを認めないよう強く求める」と述べた [1]

今回の動きは、TMC内部の危機により、離脱議員らが代替となる政治的拠点を模索した結果である [1]。NCPIへの合流という決定は、一定数の党員という条件を満たせば、反離脱法(anti-defection laws)に即座に抵触することなく忠誠先を変更できる法的なメカニズムを利用したものだ。

「我々はインド国民市民党に合流した」とサタブディ・ロイ氏は述べた。

20人の議員がNCPIへ離脱したことは、ロク・サバにおけるTMCの安定性と影響力にとって戦略的な打撃となる。これらの反体制派議員は、NDAへ接近することで元いた政党の投票力を弱めるだけでなく、地域政党を橋渡しとして与党連立に合流しており、ニューデリーにおける立法上の力学を変化させる可能性がある。