リカルド・サレス連邦下院議員(Novo党)は、自由党(PL)のサンパウロ州上院議員候補が「偽りの右派(fake right)」を代表していると述べた [1]。
この発言は、ブラジルの右派連合内での亀裂が深まっていることを示唆している。2026年の選挙が近づく中、国内で最も人口の多い同州において、誰が真に保守的な価値観を代表しているかという争いは、票を分散させ、ボルソナロ氏に近い陣営の影響力を弱める可能性がある。
サレス氏は、YouTubeで公開されたCNN Brasilのインタビューの中でこの発言を行った [3]。同氏はPLが上院議員候補として選出したアンドレ・ド・プラド氏を標的にし、その立候補は真の右派的な立場を反映していないと述べた [1, 2]。
この公然とした批判は、保守陣営内で相次ぐ緊張関係に続くものである。サレス氏は、プラド氏に道を譲るために自身のサンパウロ州上院議員への出馬を撤回することはないと述べた [2]。この姿勢は、もし政党の旗印が思想的に妥協していると見なされるのであれば、単一の党の下で統合することを拒否することを示している。
プラド氏の個別の立候補以外にも、サレス氏は運動内の他の人物を批判している。同氏は、エドゥアルド・ボルソナロ氏の米国に関連する行動を「虚勢(bravatas)」であると表現した [1]。また、サレス氏はPLのヴァルデマール・コスタ・ネト党主席に対しても非難を向け、党指導部内の亀裂をさらに露呈させた [1]。
摩擦の中心にあるのは、PLが厳格な思想的純潔性よりも、政治的な実利主義や党の組織力を優先しているかどうかである。公式候補を「偽物」と呼ぶことで、サレス氏は、党が核心的な原則から逸脱したと感じている有権者に対し、自身が真正な代替案であると位置づけている [1, 2]。
“PLの上院候補(アンドレ・ド・プラド氏)は「direita fake(偽りの右派)」を代表している”
リカルド・サレス氏とPL指導部の対立は、「ボルソナリスタ」陣営が一枚岩ではないことを示している。党の公式候補の正当性を攻撃することで、サレス氏は党への忠誠心よりも思想的純潔性を重視する強硬な保守層を取り込もうとしており、サンパウロ州における右派の票を分裂させる可能性がある。



