マルコ・ルビオ上院議員(共和党、フロリダ州選出)は火曜日、ドナルド・トランプ大統領がイランに対し、「好条件の合意(good deal)か、さもなくば合意なし(no deal)」のいずれかを選択することになると述べた。

この発言は、米国が世界の石油の流れを遮断させないことを保証しつつ、イランに有利な合意を迫ろうとしている中でなされた。ホルムズ海峡は極めて重要な航路であり、そのアクセスが妨げられれば、世界経済に深刻な変動をもたらす可能性がある。

ルビオ氏は、ホルムズ海峡は開放され続けなければならないと述べ、同海域で導入されるいかなる制限や通行料システムも受け入れられないとした。

これらの警告は、凍結された240億ドル [1] の資金解放を求めるイラン側の要求を受けて出されたものである。米国は海峡の維持について強硬な姿勢を崩していないが、一部の報道では、両国が合意の大枠について合意したことが示唆されている。ルビオ氏は、和平合意の具体策を絞り込むには「あと数日」 [2] かかると述べた。

ルビオ氏のコメントは、テヘラン側から譲歩を引き出すための「最大圧力」戦略を強調するものだ。交渉を「質の高い合意」か「合意なし」かの二者択一として提示することで、米政権は交渉におけるイランの影響力を制限しようとしている。

最近の衝突にもかかわらず、ルビオ氏は合意の可能性は依然としてあると述べた。焦点は、世界市場へのエネルギー輸出の主要動脈であるホルムズ海峡の戦略的な必要性に置かれている。

ドナルド・トランプ大統領は、イランと「好条件の合意か、さもなくば合意なし」のいずれかを選択することになる。

米国は、イランとの外交交渉を世界のエネルギー・インフラの安全保障に直接結びつけている。ホルムズ海峡における通行料システムを明確に拒否することで、米国は「航行の自由」を、凍結資産に関する迅速な外交的解決よりも優先される、譲歩不可能な安全保障上の利益と見なしていることを示唆している。