バルセロナのサグラダ・ファミリアにある中央の「イエス・タワー」が今月完成し、構造物の高さは172.5メートルに達した [1]。
この達成により、建築家アントニ・ガウディの構想が実現し、同聖堂は世界で最も高い教会となった [1, 2]。このタイミングは、2026年6月10日に迎えるガウディ没後100周年に合わせたものである [1, 2]。
聖堂の建設は1882年に始まった [2]。メインタワーの完成は、この地で144年にわたる工事の節目となる [3]。中央の尖塔は完成したが、聖堂全体としてはまだ未完である。プロジェクトを完全に完結させるには、周囲の一部の住宅建物を解体する必要がある [1]。
首席彫刻家のSoto Etsuro(曽呂乙朗)氏は、タワーの最終段階に携わった。Soto氏は、作品が設計に忠実であるよう、原設計者の意図を解釈することに注力した。
「ガウディが成し遂げようとして未完に終わらせたものは何かを考え、それを見つけ出さなければならないと感じていた」とSoto氏は語った。また、「石に問いかけることで、石を通じてガウディと対話することができる」とも述べた [1]。
このプロジェクトは、地元の教区教会から世界的なランドマークへと進化を遂げた。イエス・タワーは構造物の中心点として機能し、1世紀以上にわたる建築的努力と職人技の集大成を象徴している [1, 2]。
“中央塔が172.5メートルに達し、同聖堂は世界で最も高い教会となった。”
イエス・タワーの完成は、サグラダ・ファミリアにとって象徴的な勝利であり、建築上の節目をガウディ没後100周年というタイミングに合わせた。しかし、周囲の住宅物件に関する法的・物流的な紛争が残っているため、聖堂を完全に完成したと宣言することはまだできず、バルセロナにおける歴史的保存と都市開発の間の緊張関係が浮き彫りとなっている。


