コロンビア最高裁判所は2026年6月4日、準軍事組織を率いたとしてサンティアゴ・ウリベ氏に下された禁錮刑を確定させた [1, 4]。

この判決は、準軍事組織による暴力に関与した有力者の責任を追及しようとするコロンビアの取り組みにおいて、重要な法的節目となる。被告がアルバロ・ウリベ前大統領の実弟であるため、本件は司法の独立性を巡り、国内で激しい注目を集めていた。

サンティアゴ・ウリベ氏は、犯罪共謀罪、加重殺人罪および関連罪で有罪となった [1, 2]。裁判所は、同氏が複数の殺人事件などの犯罪に関与した「12使徒(Los 12 Apóstoles)」として知られる準軍事組織を率いていたと認定した [1, 2]。

裁判記録によると、最終的な判決は禁錮28年 [1] から28年3ヶ月 [4] となっている。この決定はボゴタの刑事破棄裁判所(Sala de Casación Penal)によって下されたが、手続きの中で2人の判事が反対票を投じた [2, 3]。

アルバロ・ウリベ前大統領は、この判決を「devastador(壊滅的)」と述べた [5]。一方、サンティアゴ・ウリベ氏の弁護団は、この決定を「una medida injusta(不当な措置)」とした [6]

発表のタイミングについても注目が集まっている。一部の報道によれば、裁判所は法的手続きの時効を防ぐため、選挙期間中に判決を下したという [7]。この緊急性は、司法措置を講じる期間が迫っており、出訴期限が切れる前に最終決定を下す必要があったことを示唆している。

裁判所は、被告が準軍事組織の構造において指導的な役割を担っていたことが立証されたとして、法廷から提供された証拠に基づき判断を下した [2]

裁判所は準軍事組織「12使徒」を率いたことに対する判決を確定させた。

今回の有罪判決は、コロンビアの司法府が、国内で最も権力を持つ政治家の親族であっても起訴する意向があることを裏付けるものである。準軍事組織の指導者としての刑を確定させたことで、最高裁は、たとえ敏感な選挙期間中であっても、政治的なコネクションが加重殺人や共謀罪の免罪符にはならないという信号を送ったことになる。