5月13日(月)、MV Hondius号のクルーズ船に乗船していたスペイン人乗客の2人目が、定期的なPCR検査でハンタウイルス陽性と判定された [1, 2]。
この事例は、本国へ送還された旅行者の間で健康リスクが継続していることを示しており、稀なウイルス感染を隔離するスペインの医療施設の能力が試されている。
患者は現在、マドリードのHospital Central de la Defensa Gómez Ullaに隔離されている [1, 2, 4]。報道によると、同人物は「UATAN」として知られる高レベル隔離ユニット(Unidad de Aislamiento de Alto Nivel)に移送されたという [1]。
この患者は、MV Hondius号から送還された14人のスペイン国民のうちの一人であった [1]。同船は5月10日にテネリフェに到着した [1]。船内で確認されたアウトブレイクを受け、14人の乗客全員が、潜在的な感染を特定するための検疫プロトコルと定期検査の対象となった [1, 2, 3]。
現在、スペイン人乗客のグループ内で2人のハンタウイルス感染が確認されている [2]。患者の状態に関する報告は分かれている。ある情報源は、患者は概ね良好な状態で、症状は見られないとしている [4]。一方で、別の報告では、患者に微熱とわずかな酸素飽和度の低下が見られたとしている [3]。
医療スタッフは引き続きGómez Ulla施設で状況を監視している。UATANユニットの使用により、保健当局がウイルスの正確な株と重症度を特定する間、さらなる感染拡大を防ぐために患者を管理された環境下に置くことが保証される [1]。
“MV Hondius号のスペイン人乗客2人目がハンタウイルス陽性と判定”
送還された14人という少人数のグループから2人目の症例が確認されたことは、MV Hondius号における曝露率が高かったことを示唆している。患者の現在の症状について報告に食い違いがあるものの、スペインの保健当局はUATAN高レベル隔離ユニットを利用することで、地域社会でのアウトブレイクを防ぐため極めて慎重に対応している。





