ベテラン俳優でトリナムール会議(TMC)所属の国会議員であるシャトルガン・シンハ氏は木曜日、党内の反体制派に合流するという噂を否定した [1]。
この声明は、党内の摩擦が高官の離脱に発展することが多い西ベンガル州の政治的不安定さの中で出された。シンハ氏は、州首相のママタ・バナジー氏への忠誠を公に表明することで、中央政府と良好な公的関係を維持しつつ、TMC内での自身の地位を安定させる狙いがある。
シンハ氏は、X(旧Twitter)にナレンドラ・モディ首相の就任12周年を祝うメッセージを投稿したことで、憶測を呼んだ [1]。首相への称賛を受け、同議員が現指導部に不満を持つ党内の「反体制」陣営に接近しているとの報道が出た [2]。
これらの報道に対し、シンハ氏は首相への礼儀的な対応が政治的な転向を意味するものではないと述べた。「私が反体制派に合流するという報道は根拠がない。私の忠誠心はディディ(バナジー氏の愛称)にある」とシンハ氏は語った [2]。
記者団へのコメントの中で、シンハ氏は州首相との個人的な絆を強調した。「私は決してママタ・バナジー氏を離れない。彼女は常に私のそばにいてくれた」と述べた [1]。
この議員のコメントは、コルカタの党指導部から距離を置いているという主張を論破することを意図している。この公的な誓約は、TMCの内部力学や、議員がインド人民党(BJP)へ移籍する可能性について、激しい監視が続いていた時期に行われた [3]。
“「私は決してママタ・バナジー氏を離れない。彼女は常に私のそばにいてくれた」”
首相を称賛しつつ州首相への忠誠を誓うというシンハ氏の二面的なアプローチは、分極化したインド政治の環境を切り抜けるための戦略的な試みを反映している。反体制派への関与を明確に否定することで、中央政府に対して非敵対的な姿勢を維持しながら、TMC指導部による潜在的な懲戒処分を未然に防ごうとしている。



