クラウディア・シェインバウム大統領は、全国教育労働者調整委員会(CNTE)[1]による直接交渉のテーブル設置要求を拒否した。

この決定は、メキシコ政府が教育セクター内の労働争議への対処方法を変更しようとしていることを示唆している。組合のトップリーダーを回避することで、大統領は国家と教職員組合の間の権力構造を変えようとしている。

シェインバウム大統領は、対話の責任を内務省(Segob)および公教育省(SEP)に委任した [1]。CNTEが不満の解消に向けて大統領府との直接的な通信ラインを要求し続けている中で、今回の措置が取られた [2]

シェインバウム大統領は、「私は教職者の現場(ベース)との直接対話を追求するものであり、もはや組合指導部とは行わない」と述べた [1]

大統領によれば、CNTEが全国的なストライキを宣言する前から、同組合はSEPおよびSegobと対話を重ねていたという [3]。しかし、この主張は、それらの予備的な協議のタイミングや性質に関する一部の報告と矛盾している。

組合側代表は、解決に至るには高レベルの会談が必要であると主張している。CNTEのリーダーは、「我々は大統領との直接交渉テーブルの設置を要求する」と述べた [2]

組合を再び各省庁へと差し戻すことで、現政権は大統領府と組合の要求との間に緩衝地帯を維持している。政府の戦略は、組合の中央指令部との形式的な合意よりも、草の根レベルでの関与を優先することを強調している。

「私は教職者の現場(ベース)との直接対話を追求するものであり、もはや組合指導部とは行わない」

この膠着状態は、CNTEの中央指導部の影響力を弱めようとするシェインバウム政権の戦略的な取り組みを反映している。「組合幹部」よりも「現場(ベース)」を優先することで、政府は組合の交渉力を弱め、全国的なストライキの脅威を通じて指導部が条件を決定づけることを防ごうとしている。