Sheng SiongとFoodpandaは、2026年6月22日にシンガポールでオンデマンドの食料品配送サービスを開始する [1]。
このパートナーシップにより、地域最大級のスーパーマーケットチェーンが高速物流ネットワークに統合され、家庭向けの迅速な配送オプションが拡大する。
新サービスは、シンガポール全土のSheng Siong 43店舗で展開される [1]。顧客は1万2000点以上の食料品や日用品を注文でき [2]、プラットフォーム側は約1時間での配送を約束している [1]。
Foodpandaはこの提携を利用し、既存の食料品セグメントにおける成長をさらに加速させる狙いだ。同社の食料品注文頻度は2023年以降、7%増加している [3]。Sheng Siongの広範な在庫を加えることで、より幅広い顧客層を惹きつけ、1日あたりの注文数を増やすことを目指す。
サービスの開始を記念して、両社は一連のプロモーションを実施する。このパートナーシップには、総額28万シンガポールドル相当のプレゼント企画が含まれており [4]、その一環として、利用者は合計1万シンガポールドルにのぼる日替わり賞品を獲得できるチャンスがある [4]。
この協業により、Sheng Siongは自前でラストワンマイルの配送インフラを構築することなく、デジタルリーチを拡大できる。一方、Foodpandaは、これまでアプリでの即時配送が不可能だった膨大な日用品カタログを提供することで、競争上の優位性を得ることになる。
“新サービスは、シンガポール全土のSheng Siong 43店舗で展開される。”
このパートナーシップは、シンガポールにおける「q-commerce(クイックコマース)」への移行を反映している。つまり、週に一度の予約配送から、即時のオンデマンド配送へと焦点が移っている。Sheng Siongの物理的な店舗網とFoodpandaの配送員ネットワークを組み合わせることで、両社は衝動買いや緊急の需要という市場の獲得を試みており、これは伝統的なスーパーマーケットに対し、デジタル変革を加速させるよう圧力をかけることになる。



