ラージヤ・サバ議員のカピル・シバル氏は、パキスタンとの対話を継続すべきだという提案を行ったRSS(民族揺籃団)のダッタトレヤ・ホサバレ事務総長を批判した [1]

この衝突は、インド・パキスタン関係の不安定な性質と、外交方針を決定する権限を誰が持つかという内部的な政治的摩擦を浮き彫りにしている。シバル氏の反応は、イスラマバードとの外交的関与を提唱する際、政治的立場によって受け止め方がいかに異なるかという広範な議論を強調するものだ。

シバル氏は、ホサバレ氏の発言は「不快(obnoxious)」であると述べた [1]。同氏は、RSS指導者がこのような発言をする資格があるのかに疑問を呈し、RSSの立場が国家の外交戦略を指示する公式な権限を付与するものではないと示唆した [3]

シバル氏の批判の中心となったのは、インドの政治状況における二重基準への告発であった。同氏は、こうした発言への反応は、提案の内容ではなく、発言者が誰であるかによって完全に決まると述べた [2]

「もし私がこれを言えば、『反国家的』あるいは『パキスタン寄り』と呼ばれただろう。しかし、ホサバレ氏が言えば、それは正しいことになる」とシバル氏は語った [2]

さらにシバル氏は、RSSとBJP(インド人民党)の一貫性に疑問を呈し、政治体制側は批判者を「反国家的」とレッテル貼りする一方で、自らのメンバーが同様の外交ルートを提案しても精査せずに許容していると指摘した [3]。このやり取りは、ナショナリズムのレトリックが地域外交の実務的な側面としばしば衝突するという、インド政治における繰り返される緊張を反映している。

「もし私がこれを言えば、『反国家的』あるいは『パキスタン寄り』と呼ばれただろう。しかし、ホサバレ氏が言えば、それは正しいことになる」

この論争は、インドにおいてパキスタンとの対話を提唱することが、政治的にいかに高いリスクを伴うかを示している。シバル氏はこれを「二重基準」として枠付けることで、外交的な提案が「戦略的な必要性」と見なされるか、あるいは「裏切り行為」と見なされるかが、「ナショナリスト」としての資格によって決定される現状を指摘している。