SoFi Technologies, Inc.は2026年5月27日(水)、同社のモバイルアプリ内で銀行発行のステーブルコインを取引できる「SoFiUSD」をリリースした [1]。
この動きにより、デジタル資産が伝統的な銀行環境に直接統合されることになる。全米銀行が裏付けとなるステーブルコインを提供することで、SoFiは米ドルとの連動性を維持しつつ、数百万人ものユーザーが暗号資産市場に参入する際の障壁を低くすることを目指している。
現在、会員はSoFiアプリを通じて直接、SoFiUSDの購入、売却、取引、および送金が可能となっている [2]。同社は、今回の導入が伝統的な銀行業務とデジタル資産の間の溝を埋めることを目的としていると述べた [3]。この暗号資産サービスの拡大は、約1,500万人のユーザーで構成される米国の会員ベースをターゲットとしている [4]。
民間の暗号資産企業が発行する多くのステーブルコインとは異なり、SoFiUSDは銀行によって発行される。この違いにより、同資産がより広範なフィンテック・エコシステムに参入する際、規制上のプロファイルが異なる可能性がある [1]。同プラットフォームでは、ユーザーは既存の銀行サービスと並行してこれらのデジタル資産を管理でき、法定通貨とデジタル通貨の両方への単一のアクセスポイントが構築される [2]。
SoFiは、SoFiUSDの追加により、会員向けの暗号資産機能全体が拡張されるとした [3]。今回の展開は、ユーザーエンゲージメントと資産流動性を高めるため、レガシーな金融ツールとブロックチェーン技術の融合を図るフィンテック企業の広範なトレンドに沿ったものである [2]。
“SoFiUSDは、SoFiアプリを通じて直接、購入、売却、取引、送金が可能になった”
SoFiUSDの導入は、全米銀行がブロックチェーン技術とどのように関わるかにおける重要な転換点となる。独自のステーブルコインを発行することで、SoFiは単にサードパーティ製デジタル資産のブローカーとして機能するのではなく、独自のプログラマブル通貨を創出することになる。これにより、1,500万人のユーザーにとって取引コストと決済時間が削減される可能性があり、同時に同社を次世代デジタルバンキングの主要なインフラプロバイダーとして位置づけることになる。




