実業家のトビー・デューデン氏と現職のラリー・ローデン知事が、サウスダコタ州共和党の知事指名候補を決める決選投票で直接対決することとなった。

この結果は、共和党の指名獲得が通常、本選勝利への決定的なステップとなる同州において、共和党予備選が分裂していることを示唆している。今回の決選投票は、実績を持つ現職とビジネス界出身の挑戦者による、極めて緊張感の高い対立となる。

予備選挙は2026年6月3日に行われた。州法に基づき、候補者が指名を直接獲得するには35%以上の得票率が必要となる [1]。どの候補者もこの基準に達しなかったため、上位2名が第2ラウンドで競い合うことになる [1]

トビー・デューデン氏は予備選で35%以上の得票を得ることができなかった [1]。同氏はローデン氏と共に、ジョンソン氏やハンセン氏らを含む候補者の中で上位2名として選出された。

決選投票は2026年7月28日に予定されている [2]。この二次戦によって、共和党の知事指名候補が誰になるかが決定する。多人数による争いから一対一の対決へと移行することで、キャンペーン戦略の変化を余儀なくされ、候補者は脱落した相手を支持していた有権者へのアプローチを迫られることになる。

両候補には、7月の投票日までに支持を固めるための短い期間が残されている。現職のローデン知事は自身の実績を擁護する必要があり、一方でデューデン氏は自身のビジネス経験を武器に、同州のリーダーシップ刷新を訴える構えだ。

指名を直接獲得するために必要な35%超の得票を得た候補者は不在だった

35%の得票率を求める要件があることで、候補者が乱立する状況下で少数の得票のみで当選することを防いでいる。決選投票を強いることで、サウスダコタ州法は最終的な指名候補者が党支持層からより広範な信任を得られるようにしているが、同時に共和党内部の対立を長期化させ、選挙費用の増大を招くことにもなる。