韓国政府は、6月27日の午前0時をもって、石油価格の最大上限を1リットルあたり150 KRW引き下げた [1]

今回の調整は、国際原油価格の大幅な下落を受けて、国内消費者の燃料コストを削減することを目的としている。地政学的緊張が緩和したことを受け、国内の小売価格を世界市場のトレンドに合わせようとする政府の試みが反映された形だ。

米国とイランが停戦合意に達したことで、国際原油価格は下落した [1]。今週のドバイ原油の平均価格は1バレルあたり69.1ドルとなり、前週から5.5ドルの下落を記録した [1]

今回の引き下げは、政府が1リットルあたり210 KRWの上限引き上げを行った3月の調整に続くものである [1]。産業通商資源部は、世界的な圧力が弱まったことを受け、市場を安定させるために今回の引き下げを実施した。

上限価格の引き下げにもかかわらず、小売価格の下落幅はわずかにとどまっている。全国平均のガソリン価格は約2,000 KRWで、約5 KRWの下落となった [1]。ソウル市内では、ガソリン価格は1リットルあたり2,038.93 KRWで、8.81 KRWの下落となった [1]

軽油価格も同様に、ほとんど変動がない傾向にある。全国平均の軽油価格は1リットルあたり1,991.41 KRWで、5.31 KRWの下落となった [1]。ソウル市内では、軽油は1リットルあたり2,022.77 KRWで、8.42 KRWの下落となった [1]

韓国政府は石油価格の最大上限を1リットルあたり150 KRW引き下げた

政府による価格上限の引き下げと、実際の小売価格の下落幅との乖離は、ガソリンスタンドが世界的なコスト低下を消費者に還元するまでにタイムラグがあることを示唆している。米イラン停戦が国際指標の下落という必要なきっかけを作ったものの、国内価格の減少が最小限であることは、価格上限の操作だけでは迅速な小売価格の引き下げを強制するには不十分である可能性を示している。