2024年6月3日の夜間取引において、韓国ウォンは1ドル=1,530.45ウォンまで下落した [1]。
この下落は、2008年の世界金融危機以来、通貨として最弱の水準となった [1]。急激な下落は韓国の輸入コストを圧迫しており、アジア通貨市場全般に広がる不安定さを反映している。
韓国標準時(KST)19時49分に記録された為替レートは、前営業日比で0.89%の上昇を示した [1]。これは、約1年11ヶ月前に夜間取引制度が導入されて以来、最高値を記録したことになる [1]。
通貨市場は2週間にわたり乱高下しており、6月3日時点で1ドル=1,500ウォンを上回る状態が13営業日連続で続いている [1]。
市場分析関係者は、ドル高の要因として、高止まりする国際原油価格や、米国とイランの間の停戦交渉を巡る不透明感を挙げている [1]。これらの要因により、ドル指数(Dollar Index)は99ポイントを上回った [1]。
この傾向は韓国に限ったことではない。他のアジア通貨も同様の圧力に直面しており、日本円は1ドル=約159.5円で取引されている [1]。
“韓国ウォンが1ドル=1,530.45ウォンまで下落”
心理的・経済的な節目である1,500ウォンの壁を突破したことは、通貨の安定性に対する信頼が著しく低下したことを示唆している。韓国はエネルギーや原材料を輸入に大きく依存しているため、ウォン安が長期化すれば国内のインフレを加速させ、消費者の生活コストを押し上げることになる。





