イーロン・マスク氏は月曜日、同社の野心的な計画に資金を投じるため、SpaceXの新規株式公開(IPO)を早急に進めたいとの意向を明らかにした。

この動きは、ロケット開発と人工知能(AI)の目標を加速させるための巨額の資本を求める民間航空宇宙企業にとって、極めて重要な転換点となる。上場により、同社は非上場企業から米国市場で最も価値のある銘柄の一つへと移行することになる。

マスク氏はテキサス州での滞在中に、「SpaceXのIPOの手続きをかなり早急に進めなければならない」[1]と述べた。報道によると、同社は2026年6月12日のNasdaq市場へのデビューを目標としている[3]

上場に向けた準備として、SpaceXは1株を5株に分割する株式分割を実施する計画だ[3]。この措置は、個々の株価を下げることで、デビュー前により幅広い投資家が株を購入しやすくすることを目的としている[3]

金融アナリストは、この上場が歴史的な出来事になると予想している。IPOによる潜在的な評価額は750億ドルに達すると推定されている[3]。マスク氏は、これを史上最大のリスティングにする計画を練っていると述べた[1, 2]。

計画が進行すれば、同社はティッカーシンボルに「SPCX」を使用する意向だ[3]。調達された資金は、事業規模の拡大、および宇宙探索とAIにおける技術的能力の向上に充てられる[1, 2]。

「SpaceXのIPOの手続きをかなり早急に進めなければならない」

SpaceXのIPOが実現すれば、同社に巨額の流動性がもたらされ、民間資金調達ラウンドへの依存度が低くなる。Nasdaqへの上場により、マスク氏は公募市場を活用してStarshipの開発やStarlinkコンステレーションの拡張に必要な多額の設備投資資金を調達できるほか、初期の従業員や投資家に流動性のある資産を提供することが可能になる。