SpaceXの株価がNasdaqへのデビュー時に19%急騰し [1]、同社は時価総額で世界第6位にランクインした [2]

この急騰は、世界中の投資家がポートフォリオを再調整する中で起きている。注目されるのは、SpaceXの申し込みに拘束されていた巨額の資金が払い戻される見込みであり、それが韓国市場を含む他の市場への新たな投資の波を引き起こす可能性がある点だ。

LS証券のヨム・スンファン取締役は、SpaceXの申し込みに使用された資金は相当な額に上り、最終的に投資家に払い戻されなければならないと指摘した。同氏は、この払い戻し資金が再び株式市場に流入することで、KOSPIにとっての需給動向が「負担」から「期待」へと変化する可能性があると述べた。

SpaceXの上場以外にも、地政学的な進展がより楽観的な取引環境に寄与している。米国とイランの間で停戦合意が間近であるとの報道により、韓国株式市場への資金流入がさらに促進されると期待されている。

アナリストらは、SpaceXの払い戻しサイクルと地政学的緊張の緩和が組み合わさることで、KOSPIにおける最近の流動性懸念や需給の不均衡が解消される可能性があると示唆している。こうした「大きな手」である大口投資家の回帰が、国内株の回復に必要なモメンタムを提供する可能性がある。

「SpaceXの申し込みに投じられた資金は膨大であり、最終的には払い戻されることになる」とヨム氏は述べた。「したがって、払い戻し資金が改めて株式市場に流入し得るため、需給面において負担ではなく期待を持てる相場展開になるのではないかと考える」。

SpaceXの株価がNasdaqデビュー時に19%急騰

SpaceXのIPOは、グローバルな流動性に二重の効果をもたらす。同社の巨額の評価額がイーロン・マスク氏の財務的影響力を強固にする一方で、不成立となった申し込み分を払い戻すというテクニカルなプロセスが、一時的な流動性資金のプールを生み出す。これが米イラン停戦交渉による安定効果と組み合わさることで、この資金はKOSPIのような新興市場で分散投資によるリターンを求める可能性が高く、資本流出の期間を反転させる可能性がある。