SpaceXの株式が2026年6月12日、Nasdaq市場に上場した。これは米国史上最大の新規株式公開(IPO)となる [1, 2, 3]。
今回のリスティングは、同社が野心的な惑星間移動の目標を資金面で支えるため、巨額の資本を必要としている中での極めて重要な転換点となる。この動きにより、創業者のElon Musk氏は、世界で初めて資産1兆ドルを超える個人となる可能性がある [3, 4, 6]。
株価は当初1株あたり135ドルに設定されていた [1]。しかし、投資家の即座な需要を反映し、取引開始価格は150ドルとなった [4]。取引終了までには、株価は日中で約30%上昇した [4]。
この急騰により、同社の時価総額は1.75兆ドル [3] から2.3兆ドル [4] の範囲に達した。別の報告では、企業価値を2.1兆ドルとしている [6]。同社は今回の公募を通じて、計750億ドルの資金を調達した [6]。
Musk氏は「今回のIPOの規模は、にわかには信じがたいものだ」と述べた [5]。
SpaceXの広報担当者は、株価が約135ドルで取引されれば、企業価値は約1.75兆ドルになるとの見通しを示していた [3]。しかし、取引開始直後に株価が急上昇したため、実際の市場パフォーマンスは当初の予測を上回った。
上場企業への移行は、長年にわたる民間資金の調達と、商業衛星および打ち上げ市場における急速な成長を経て実現した。新たな資本を得たことで、SpaceXは次世代打ち上げシステムの開発を加速させると期待されている。
“「今回のIPOの規模は、にわかには信じがたいものだ」”
SpaceXのIPOは、支配的な民間企業が公の場に出ることで、航空宇宙産業の金融情勢に巨大な変化をもたらす。750億ドルの資本を確保したことで、同社は民間エクイティや政府契約のみに頼ることなく、Starshipや火星進出などの高コストな開発を推進できる。また、この評価額は「ディープテック」企業の新たなベンチマークとなり、投資家が現在の衛星事業の収益だけでなく、長期的な惑星間移動の野心に価値を見出していることを示している。





