イーロン・マスク氏が率いるSpaceXは、新規株式公開(IPO)の価格を1株135ドルに設定し、約750億ドルを調達する計画だ [1, 2]。

この動きが実現すれば、史上最大のIPOとなり、同社は野心的な航空宇宙プロジェクトへの資金投入や、グローバル市場での展開を拡大するための膨大な資本を確保することになる。

関係者の話によると、SpaceXは約5億5560万株を販売する意向だという [2]。この戦略により、グリーンシュー・オプションを含めた企業価値は1.75兆ドルに達する可能性がある [4]。一方で、目標とする企業価値を約1.5兆ドルとする、やや低い予測を報じる資料もある [5]

報道によれば、同社は6月中旬の公開スケジュールを検討している [3, 6]。このタイミングは、稀に見る惑星直列の時期や、6月にあるマスク氏自身の誕生日と重なっているとされる [7]

調達予定の総額については、報告に食い違いがある。一部のソースは750億ドルという数字を挙げているが [1]、IPOによる調達額は最大500億ドルにとどまると報じる向きもある [5]

SpaceXは米国市場への参入に向け、ニューヨークで申請手続きを行った [2]。同社はこれまで非上場企業として運営されてきたが、公開会社へ移行することで、成長維持とインフラ整備に必要な資金を公募増資を通じて調達することが可能となる。

SpaceXはIPO価格を1株135ドルに設定する計画

この規模のIPOが成功すれば、民間宇宙セクターにおけるSpaceXの支配的な地位が揺るぎないものとなり、火星移住という野心的な目標に必要な流動性が確保される。しかし、企業価値や調達額に関する報道に乖離があることは、最終的な条件が依然として流動的であり、6月の上場時の市場状況に左右されることを示唆している。