スペイン気象庁(AEMET)は、今週土曜日からスペインで今季初の夏季熱波が到来することを受け、特別警報を発令した。

この異常気象は、スペイン半島およびバレアレス諸島全域で気温が季節的な平年値を大幅に上回ると予想されており、健康およびインフラへの重大なリスクをもたらす可能性がある。

予報によると、気温はこの時期の通常値より5〜10℃上昇する見込みだ [1]。この熱波により、複数の地域で日中および夜間の激しい高温がもたらされ、特にセビリア、アンダルシア、アラゴンで顕著な影響が出ると予想されている [2, 3]。

グアダルキビル川流域では、日中の最高気温が43℃に達すると予測されている [4]。AEMETは、この暑さは「カニクラ(canícula)」、すなわち夏の最盛期特有のものであると述べた [2]

夜間の気温も高いまま推移し、通常のような夜間の冷却が行われない見通しだ。AEMETの広報担当者は、「25度を下回らないだろう(No se bajará de 25 grados)」と述べた [3]。アンダルシアの一部地域では、夜間の最低気温が27℃を上回ると予測されている [4]

ホルヘ・レイ氏は、「熱帯のような暑さが好きなら、今年は最高の年になるだろう(Si te gusta el calor tropical, este es tu año)」と語った [3]。今回の警報では、この地域における典型的なパターンよりも早く、こうした熱帯的な状況が到来していることが強調されている。

「25度を下回らないだろう」

夜間の冷却が不十分な高強度の熱波の到来は、熱中症などのリスクを高め、エアコン需要による電力網へのさらなる負荷をかける。夜間に気温が25℃以下に下がらない場合、人体は日中の熱ストレスから回復できず、持病などの慢性的な健康状態を悪化させる可能性がある。