投資家のスティーブ・アイスマン氏は、間近に迫ったSpaceXの新規株式公開(IPO)に否定的であると述べた。
アイスマン氏の懐疑的な見方は、ファンダメンタルズに基づいた財務評価と、著名な創業者によって牽引される市場の熱狂との間に高まる緊張感を浮き彫りにしている。同氏の警告は、株価が持続可能な成長ではなく、投機的に設定される可能性を示唆している。
CNBCの番組「Squawk Box」のインタビューに応じたアイスマン氏は、この航空宇宙企業の予想バリュエーションは「正気とは思えない(kind of crazy)」[1]と述べた。また、このような価格を正当化できる唯一の方法は、同社株が「個人投資家のカルト銘柄(retail cult stock)」になることだとした[1]。
元ニューバーガーのシニア・ポートフォリオ・マネージャーであり、ポッドキャスト「The Real Eisman Playbook」のホストを務めるアイスマン氏は、今回のIPOが、伝統的な指標を無視したレベルの個人投資家の熱狂を惹きつける可能性があると指摘した[2]。この視点は、市場のバブルに対して彼が過去に行った著名な逆張り投資を反映している。
同社は2024年6月12日にIPOデビューを計画しており[3]、ティッカーシンボルは「SPCX」となる見込みだ[3]。
アイスマン氏は、この動きに賛成ではないと述べた[4]。バリュエーションは過剰に高く、投資が個人投資家主導の現象に変わった場合にのみ持続可能になると語った[2]。
“「私は近日予定されているSpaceXのIPOに賛成ではない」”
スティーブ・アイスマン氏のような著名な逆張り投資家による警告は、SpaceXが現在のキャッシュフローから乖離したバリュエーションで公開市場に参入する可能性を示唆している。もし同社株が「カルト銘柄」として振る舞えば、株価は伝統的な収益ではなく、個人投資家の心理やイーロン・マスク氏のブランド力によって左右されることになり、新規投資家にとって極端なボラティリティ(価格変動)のリスクが高まる。





