ミリー・アルコックとジェイソン・モモアが出演する2026年[1]のDC Universe映画『Supergirl』に対し、批評家から極めて対照的なレビューが寄せられている。
本作は、異なるスーパーヒーローの主役を据えながら、ストーリーテリングとキャラクター開発の一貫性を維持できるかという、DCUフランチャイズにとって重要な試金石となる。
映画の質に関する意見は、主要なエンターテインメントメディアの間で大きく分かれている。Colliderは、アルコックがこれまでで最高のDCスーパーヒーローを体現していると評価した。一方でDeadlineは、本作を「スーパーマンに対する女性版の回答」としつつも、期待を下回る内容であると評した。
さらに厳しい評価を下すメディアもあった。MSNは「超ひどい(super-horrendous)」と表現し、NY Postは2026年6月24日[2]、DCはすでに凡庸なスーパーヒーロー映画を作る体制に戻ったと報じた。これらの批評は、作品の芸術的価値に対する認識に深い溝があることを示唆している。
主人公の描写についても、相反する反応が出ている。The Sunは、今回のスーパーガールは「脂ぎった髪をした、二日酔いでめちゃくちゃな状態」であると述べた。対照的にCNETは、アクションが楽しく、最高とは言えないまでも良好なコミック版のアダプテーションであるとした。
クレイグ・ギルレスピー監督が指揮を執った本作では、アルコックがカーラ・ゾー=エルを、モモアがキャラクターのロボを演じている。一部のレビューでは演技が称賛されたが、映画全体のトーンが幅広い観客に届いていないという指摘も上がっている。
“ミリー・アルコックは、これまでで最高のDCスーパーヒーローとして際立っている”
批評家の反応に激しいコントラストがあることは、新しいDCUのアイデンティティが断片化していることを示している。旗艦作品が、主演の演技への高い評価と、凡庸さやトーンの不適切さという非難を同時に受けるということは、スタジオがニッチなコミック解釈と幅広い商業的アピールとのバランスに苦慮している可能性を示唆している。



