タミル・ナードゥ州議会は、コーヴェリ川におけるメケダトゥ・ダムの建設に反対する決議案を全会一致で採択した [1]。
この動きは、水資源の確保と環境保全を巡るインドの2州間の対立が深まっていることを示している。コーヴェリ川は両地域における農業および飲料水の主要な水源であるため、その流量の変化は経済的および政治的に大きな影響を及ぼす。
2024年6月19日、チェンナイの州議会は、カルナータカ州によるダム建設計画を阻止する決議を採択した [2]。議会は、中央政府が同プロジェクトに対するあらゆる技術的、環境的、あるいはその他の承認を拒否すべきであるとした [1]。
タミル・ナードゥ州の当局は、特にコーヴェリ水管理当局に対し、カルナータカ州の詳細プロジェクト報告書(DPR)の処理を停止するよう求めている [1]。この決議は、州内の政党による統一戦線を反映したものであり、ダム建設は水分担合意を危うくし、タミル・ナードゥ州の権利を損なうと主張している [1]。
議会が挙げた懸念事項には、プロジェクトによる潜在的な環境への影響や、下流地域への水流量減少のリスクが含まれている [1]。決議では、これらの懸念が解消されないままプロジェクトが進まないよう、中央政府の介入を求めている [2]。
カルナータカ州は、水資源を管理し住民に飲料水を供給するため、歴史的にこのプロジェクトを推進してきた。しかし、タミル・ナードゥ州議会による全会一致の採決は、コーヴェリ川における提案されたインフラ整備に対する地域的な反対の激しさを浮き彫りにしている [2]。
“タミル・ナードゥ州議会は、メケダトゥ・ダムの建設に反対する決議案を全会一致で採択した。”
この決議により、長年にわたる州間の水紛争が正式な立法上の指令へと格上げされた。中央政府およびコーヴェリ水管理当局にプロジェクトの承認プロセスを停止させるよう要求することで、タミル・ナードゥ州は法的および行政的な封鎖を構築しようとしている。これにより、重要な天然資源を巡って競合する2つの州の利益を調整する主たる仲裁者である中央政府は、困難な立場に置かれることになる。


