TransAlta Corp.は、Blackstone Inc.からコロラド州にある2つの天然ガス火力ピーク負荷発電施設を約10億米ドルで買収することに合意した [1]。
この買収により、カナダの発電事業者である同社は米国での事業基盤を拡大し、ポートフォリオに長期契約によるキャッシュフローを加えることができる [6]。これらの資産を確保することで、TransAltaは米国西部電力市場における戦略的地位を強化する [2]。
買収対象には、容量162 MWのMountain Peak Power [3]と、156 MWのCanyon Peak Power [3]が含まれる。2つの施設を合わせると、合計容量は318 MWとなる [1]。また、取引の一環として、TransAltaは7億5,000万米ドルの債務を引き継ぐ [4]。
買収資金を調達するため、同社はボート・ディール方式による株式発行を行うと発表した。一部の報道では2億5,000万ドルの調達としているが [7]、別の情報源では約3億5,000万ドルとしている [1]。
TransAltaは2026年6月3日にこの合意を発表した [8]。契約締結はカナダのカルガリーで行われたが、資産自体はコロラド州に所在している [2]。
“TransAlta Corp.は、Blackstone Inc.からコロラド州にある2つの天然ガス火力ピーク負荷発電施設を約10億米ドルで買収することに合意した。”
今回の動きは、米国市場での事業規模を拡大しつつ、契約ベースの資産を通じて収益を安定させるというTransAltaの戦略を示すものである。債務の引き継ぎと大規模な増資を組み合わせることで、同社はバランスシートを活用し、需要ピーク時に電力網の安定に不可欠なピーク負荷発電所への転換を図っている。





