ドナルド・トランプ米国大統領とナレンドラ・モディインド首相は、2026年6月17日に二国間会談を行う予定だ [1]。
今回の会談は、ワシントンとニューデリーの間で外交的な摩擦が激化しているタイミングで行われる。両国は戦略的パートナーシップを維持しているものの、最近の軍事行動がインド国内で激しい怒りを買い、経済および安全保障面での協力体制を不安定にする恐れが出ている。
協議はフランスで開催される主要7カ国(G7)サミットの傍らで行われる [2]。ホワイトハウスは、会談が6月17日に決定したと発表した [1]。一方、今月初めの時点では、会談の可能性は高いものの、まだ確定していないとする報道もあった [3]。
最大の争点となっているのは、ペルシャ湾で米軍が民間船を攻撃し、インド人船員3名が死亡した件だ [4]。この事件は外交的な緊張を生んでおり、両首脳はフランス滞在中にこの問題に対処すると見られている [5]。
軍事危機以外にも、議題には長年の経済的な不一致が含まれている。両首脳は、歴史的に二国間関係を複雑にしてきた貿易政策やビザ問題について協議する意向だ [3]。
両首脳は、フランスでの会談にあたり、複雑な地政学的環境への対応を迫られている。G7サミットという中立的な場を利用し、ペルシャ湾での攻撃による直接的な影響を管理しつつ、貿易協定やビザプロトコルの維持を試みる形となる [2], [6]。
“両首脳は、米軍の攻撃後の貿易、ビザ、および緊張関係について協議する。”
この会談は、米印関係にとって極めて重要なダメージコントロールの取り組みとなる。米軍の攻撃でインド国民3名が死亡したことにより、通常の外交訪問がハイリスクな交渉へと変貌した。米国は、ペルシャ湾における軍事目的と、アジアにおける主要な戦略的パートナーとしてインドを維持する必要性とのバランスを取らなければならない。



