ドナルド・トランプ大統領は、自身のSNSアカウントに北朝鮮の金正恩委員長と共に写っている写真を、何の説明もなく再投稿した [1]。
この動きは、外交オブザーバーの間で即座に注目を集めている。2024年6月にイラン紛争を終結させる停戦合意に署名する見込みであることを発表した直後にこの画像を共有したことで [1]、大統領は外交政策の優先順位に転換があることを示唆している可能性がある。
この画像は、2018年6月12日に行われた第1回米朝首脳会談のものだ [1]。この歴史的な会談はシンガポールのセントーサ島で開催され、両首脳は約10秒間にわたって握手を交わした [1]。
2018年の首脳会談の中で、トランプ氏は外交の可能性に楽観的な見方を示した。「我々は、これが非常に、非常に成功した取引になると信じている。あなたに会えて光栄だ」とトランプ氏は述べた [1]。
金正恩氏もまた、協力に至るまでの困難さについて語った。「ここに至るまでの道は容易ではなかった。過去の障害や、時に我々の目を曇らせた誤った偏見があった」と金氏は述べた [1]。
今回の再投稿は、最初の首脳会談から約8年後に行われた [1]。投稿にキャプションや公式声明が添えられていなかったため、分析家らはこのタイミングは意図的なものであり、イラン情勢が安定した今、北朝鮮が外交的関与の次のターゲットであることを示唆していると推測している [1]。
トランプ氏が外交的なシグナルを送るツールとしてSNSを利用することは既知のパターンである。しかし、2018年の写真に関する文脈が欠如しているため、米朝関係の現状については、国際的な同盟国および敵対国の双方による解釈に委ねられている [1]。
“「我々は、これが非常に、非常に成功した取引になると信じている」”
投稿のタイミングは戦略的な転換を示唆している。イラン紛争の解決と、かつての金正恩氏との関与を想起させる視覚的なリマインダーを結びつけることで、トランプ氏は平壌との「首脳外交」への回帰を予告しているようだ。これは、政権が中東の他の危機を外交スケジュールから解消させる中で、北朝鮮の非核化に取り組むための直接交渉を再開する意向があることを示している可能性がある。



