イングランド南部では、歴史的な6月の猛暑により最高気温が36.1度を記録し [1]、英国気象庁(Met Office)は最高レベルの「赤色警報」を発令した [4]

この異常気象は国家インフラに甚大な影響を与え、公共交通機関や教育施設における冷却システムの決定的な不足を露呈させた。6月の気温記録が塗り替えられたのは50年ぶりとなる [7]

ハンプシャーでは36.1度を記録し [1]、ロンドンでは41度が計測された [3]。この猛暑は欧州大陸全域に広がっており、パリでは最高40.9度を記録している [2]

英国気象庁は6月25日の夜までに、最も深刻な警戒レベルである赤色警報を発令した [4]。都市部では住民が暑さをしのぐのに苦慮しているとの報告が相次ぎ、今回の警報が出された。

ロンドンの住民は、「室内は信じられないほど蒸し暑いため、体を冷やすために毎日プールや水遊び場を探している」と語った。

また、この暑さは教育現場にも混乱をもたらし、英国全土で少なくとも1,000の小学校が休校、または授業時間を短縮した [5]

首都ロンドンの通勤客は、地下鉄での危険な状況に直面した。ネットワーク内の列車の約60%にエアコンが設置されておらず [6]、車内は「サウナのようだ」と表現されるほどの状況となった。

現場記者らは、猛暑のピーク時の日差しの強さを指摘し、午後1時の時点で携帯用温度計が41度を記録したと伝えている [3]

英国気象庁は、最高レベルの警戒である赤色警報を発令した。

1,000校の学校閉鎖やロンドン地下鉄の冷却インフラの不備など、混乱の規模は、英国の都市計画が極端な猛暑イベントの頻度増加に現在対応できていないことを示唆している。温帯気候に慣れている地域であるとはいえ、50年ぶりの記録更新は、より不安定な夏のピークへの移行を意味しており、エアコンの整備や暑さに強い建築へのシステム的な投資が必要となる可能性がある。