英国気象庁(Met Office)は2026年6月22日、イングランド南部、ウェールズ、およびミッドランズの一部地域に、極端な猛暑に対する「赤色警報(red extreme-heat warning)」を発令した [1]

この警報は、高湿度と急上昇する気温が組み合わさることで、生命や健康へのリスクが生じることを意味している。この稀な警戒レベルが発令されると、熱中症などの疾患から脆弱な人々を保護するため、広範な機関による対応が開始される。

赤色警報が発令されるのは今回で2回目となる [1]。この警報は2026年6月23日午後9時まで有効とされた [1]。予報では気温が37度から38度に達すると予想されていたが [1]、一部の予測では最高40度に達する可能性も示唆されていた [4]

暫定的な記録ではすでに36度が観測されており、6月の最高気温記録を3回更新している [5]。激しい暑さと湿度の組み合わせにより、対象地域全体で危険な状況が作り出されている。

地方自治体や教育機関は、リスクを軽減するために即座に措置を講じた。生徒の安全を確保するため、数百校の学校が早退・休校となった [6]。また、極端な熱膨張によって鉄道などのインフラが影響を受ける可能性があるため、旅行注意報も出された。

気象庁は、暑さが最も集中している南部地域とミッドランズに重点を置いて警報を出した [2]。住民には、水分補給を怠らず、ピーク時間帯の直射日光を避けるよう呼びかけられた。

この警報は、高湿度と急上昇する気温が組み合わさることで、生命や健康へのリスクが生じることを意味している。

最高レベルの警戒である「赤色警報」の発令は、英国のインフラおよび公衆衛生システムが、通常の運用限界を超えつつあることを示している。6月の記録的な高温が頻発していることは、気候のベースラインが変化していることを示唆しており、極端な暑さに対応するための都市計画や学校の安全プロトコルの長期的な適応が必要となっている。