ウクライナ軍が6月17日から18日にかけて夜間攻撃を行い、ロシアの主要な石油精製所で火災が発生した [1]

この攻撃は、ロシアの石油生産能力を低下させ、ロシアの戦争遂行能力に直接的な圧力をかけるという広範な戦略の一環である [1, 5]。エネルギー・インフラを標的にすることで、キエフ(キーウ)は軍事作戦に必要な燃料供給を遮断し、石油輸出による収益を減少させることを狙っている。

施設の正確な場所に関する報告は分かれている。一部の情報源は標的をモスクワにある主要精製所としているが [1, 3]、別の報告ではクラスノダール地方のトゥアプセ精製所が攻撃されたとしている [4]。攻撃により、周辺地域から視認できるほどの巨大な黒煙が上がった [1, 3]。

また、作戦に使用された兵器についても情報が錯綜している。ウクライナのドローンが攻撃を行ったとする報告がある一方で [1, 2]、ストームシャドウ(Storm Shadow)巡航ミサイルが使用されたことを示唆する記述もある [5]

同施設は最近、複数回にわたって標的となっている。ある報告では、この精製所への攻撃は1週間に2回目であるとしている [1]。また別の情報源は、過去2週間でロシアの主要精製所への攻撃は3回目であると報告している [4]

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領はこの作戦が行われたことを認めたが、精製所の総生産能力への具体的な被害状況については、即時の報告では明らかにされていない [1, 2]。

ウクライナ軍が夜間攻撃を行い、ロシアの主要石油精製所で火災が発生した

ロシアの精製所を標的にすることは、経済戦への戦略的転換を意味する。エネルギー拠点を繰り返し攻撃することで、ウクライナはロシア軍に物流上のボトルネックを作り出し、クレムリンに前線から防空リソースを転用させて国内の産業資産を保護させることを狙っている。