ユネスコの諮問機関であるICOMOS(国際記念物遺跡協協会)が、飛鳥富士原京を世界文化遺産として登録することを勧告した [1]

この勧告は、当該遺跡が初期の日本国家の形成および仏教の伝来を示す極めて重要な証拠であると認めるものである。登録が実現すれば、奈良県の考古学的景観の国際的な知名度が向上し、その歴史的な完全性が保存されることになる。

提案されている資産は19箇所の遺跡で構成されている [1]。これには日本最古の寺院である飛鳥寺のほか、キトラ古墳や高松塚古墳などが含まれる [1, 2]。これらの遺構は、6世紀後半から8世紀初頭にかけての歴史的期間を代表している [1]

ICOMOSは2024年6月上旬にこの勧告を出した [1]。同諮問機関は、彩色古墳などのユニークな考古学的特徴により、この資産が「顕著な普遍的価値」を有していると述べた [1, 4]。

登録が承認されれば、日本の世界遺産総数は22件に増加する [1]。世界遺産委員会は2024年7月に韓国の釜山で会合を開き、最終決定を下す予定である [1]

なお、登録の最終的なタイムラインについては一部に相違がある。一部の報道では2024年7月の釜山での会議で正式に登録される見込みとされているが [1]、政府は2025年夏までの登録を目指しているとする情報もある [2]

地元当局はこのニュースに期待を寄せている。奈良県の職員は「とにかく嬉しい」と語った [2]。日本政府は閣議決定を経て、すでにユネスコに推薦書を提出していた [2]

ICOMOSが飛鳥富士原京の世界文化遺産登録を勧告。

飛鳥富士原京がユネスコの世界遺産リストに加わることは、初期国家の形成と仏教への文化的転換という日本の歴史的ナラティブを強固にする。19の異なる遺跡を一つの資産としてグループ化することで、日本は個別の記念碑としてではなく、初期の行政・宗教センターの相互関連性を強調している。