米国疾病管理予防センター(CDC)は2026年6月4日、A型肝炎の流行を理由に、マニトバ州に対するレベル1の旅行勧告を発令した [1]。
この勧告は、米国市民が同州を訪れる際、肝疾患への感染を避けるために十分な注意を払うよう警告するものである。この措置は、同地域内で感染者数および深刻な健康被害が大幅に増加したことを受けたものである。
CDCによると、流行は2025年4月に始まった [1]。2026年6月4日時点で、同機関は計784人の症例を報告している [1]。流行の規模はここ数週間で着実に拡大しており、2026年5月6日時点の報告数は658人であった [1]。
ウイルスの健康への影響は甚大である。流行開始以来、165人が入院した [2]。入院患者のうち8人は集中治療室(ICU)での治療を必要とした [2]。また、この流行により4人が死亡している [2]。
レベル1の勧告は最低レベルの警戒段階であり、旅行者は通常の注意を払うべきであることを示している。CDCは、旅行者が現在の健康リスクを認識し、影響を受けている地域へ出発する前にワクチン接種などの予防策を講じられるようにするため、通常このような警告を発行しているとしている。
マニトバ州の保健当局は、引き続きウイルスの拡大を監視している。CDCは、今回の正式な勧告の発令は、1年以上続いている流行の長期化を反映したものであると述べた。
“この流行により、報告された症例数は784件、入院者は165人、死者は4人に達した。”
レベル1の勧告が発令されたことは、マニトバ州への旅行を避けるほどの危険はないものの、1年以上続く流行の持続性が、ウイルスの封じ込めに向けた構造的な課題があることを示唆している。5月初旬の658人から6月初旬には784人にまで症例数が増加したことは、ウイルスが依然として活発に拡散していることを証明しており、国境を越えた感染を防ぐための正式な警告が必要となった。


