米国とイランは木曜日、核に関する間接交渉を合意に至らぬまま終了した [1]。
合意に至らなかったことで、貿易摩擦や海上の紛争ですでに緊張が高まっている地域において、さらなるエスカレーションのリスクが増大している。今回の交渉決裂により、イラン・イスラム共和国の核計画は未解決のままであり、軍事衝突の可能性が高まっている。
ドナルド・トランプ大統領(共和党・米国)は、イランが合意に署名しなければ「国全体が吹き飛ばされることになる」と述べた [3]。交渉は仲介者を介した間接会談として数時間にわたって行われた [1]。
トランプ氏は外交プロセスが進む間、中国の北京に滞在し、金曜日に同市を離れた [2]。核計画を巡る意見の相違から交渉は停滞したが、別の報道によれば、北京での会談ではイラン紛争や貿易摩擦についても議論されたという [4]。
外交努力に協調的な要素があったとする報道もあり、トランプ氏が、イランによるホルムズ海峡の封鎖を打破することを目的とした中国側の提案を提示したと指摘している [5]。しかし、木曜日の会合の主要な結果は、依然として米国とイラン当局者の間の合意欠如であった [1]。
ロシアはこの地域に対し、独自の外交ルートを維持している。オレグ・アクリニチェフ氏は5月13日、「ロシアはテヘランと信頼ある対話を維持している」と述べた [6]。これは、米イラン関係が不安定なままであっても、他の世界大国はイラン政府との関わりを持ち続けていることを示唆している。
“「国全体が吹き飛ばされることになる」”
核合意の不在と、米大統領による攻撃的な言辞は、外交的関与から「最大圧力」政策への転換を示唆している。ホルムズ海峡における潜在的な調停役としての中国の関与は、この紛争がもはや二国間の争いではなく、米国、中国、ロシアによるより広範な地政学的競争の焦点となっていることを示している。




