当局は6月8日(月)、新世界ラスムシ(New World screwworm)の新たな感染例を3件確認したと発表した[1]。これにより、判明している症例数は少なくとも5件に達した[1]

この寄生虫の拡散は家畜の健康を脅かし、牛肉価格に影響を及ぼす可能性があり、農業当局の間で緊急の懸念が高まっている。

最初の症例はテキサス州南部の2頭の子牛で確認された[2]。直近の報告では、サンアントニオ近郊の子牛、オースティン近郊のヤギ、そして犬の1頭が含まれている[1]。なお、犬の症例の発生場所については、ニューメキシコ州とする情報[1]と、テキサス州アンドリュース郡とする情報[2]があり、報告が分かれている。

Brooke Ro米国農務長官は月曜日の記者会見で、この状況について言及した[3]。当局者は、この寄生虫は一度異なる地域に広がり始めると封じ込めるのが困難であるとしている。

一部の報告では総症例数を4件としているが[4]、別のデータでは少なくとも5件に達していることが示されている[1]。この寄生虫は動物の開いた傷口を標的にし、幼虫が生きている組織を食い荒らす特性を持つ。

農業専門家は、ラスムシが牛、ヤギ、犬など種を超えて感染する能力を持つため、根絶への取り組みが複雑になると指摘している。広範囲にわたるアウトブレイクの可能性に、畜産業界は厳戒態勢を敷いており、当局は州境を越えた寄生虫の移動を監視している。

この寄生虫の拡散は家畜の健康を脅かし、牛肉価格に影響を及ぼす可能性がある。

米国における新世界ラスムシの出現は、重大なバイオセキュリティ上の脅威を意味する。これらの寄生虫は家畜集団に壊滅的な打撃を与え、貿易を混乱させる可能性があるため、症例の正確な数や場所(特にテキサス州とニューメキシコ州の不一致)に関する不確実性は、農務省にとって封じ込めの時間的猶予が厳しい状況であることを示唆している。