ベネズエラは、強力な連続地震によって国内各地で建物の崩壊が相次ぎ、多くの死傷者が出たことを受け、国家非常事態を宣言した。

今回の災害は、すでに深刻なインフラ課題を抱えている同国を襲ったため、政府による生存者への迅速な医療提供や緊急避難所の確保を困難にしている。

政府当局によると、地震の影響で少なくとも32人が死亡し [1]、700人が負傷した [1]。特にラ・グアイラ州が最大の打撃を受けており、当局はこの地域を「災害地帯」と表現している [1]

ベネズエラのデルシー・ロドリゲス大統領代行は、非常事態宣言により被災地への資源動員が可能になると述べた。この決定は、住宅や商業施設に壊滅的な被害が出ており、多くの住民が避難を余儀なくされているとの報告を受けてなされた。

救助隊は現在、生存者の捜索のため、ラ・グアイラ州で瓦礫の撤去作業を行っている。政府は、経済的損失の全容や破壊された建物の総数については、まだ正式な評価を公表していない [1]

国際社会の監視員らが、同国が地震の直後の混乱に対処する状況を注視している。ラ・グアイラ州における破壊の規模から、この沿岸州の復旧には長期的な期間を要することが予想される。

少なくとも32人が死亡し、700人が負傷

国家非常事態の宣言により、ベネズエラ政府は標準的な官僚的手続きを回避して資金と人員を配分することが可能になる。しかし、ラ・グアイラ州における甚大な死傷者数は、同地域の都市インフラが地震に対して脆弱であることを浮き彫りにしており、負傷した700人の市民を救うためには国際的な人道支援が必要になる可能性が高い。