ウィスコンシン州にあるビーグルの繁殖および研究施設であるRidgelan Farmsは、6月16日(月)、永久に閉鎖することを発表した [1]。
今回の閉鎖は、医学研究におけるビーグルの利用に反対し、長年抗議活動を続けてきた動物権利擁護派にとって大きな勝利となる。この決定は、実験目的の動物繁殖に対する社会および企業の許容度が変化していることを示唆している。
閉鎖に伴い、残りの475頭の犬はフロリダ州を拠点とする救護団体「Big Dog Ranch Rescue」に移送される [3]。同施設は約60年間にわたり運営されてきた [4]。
Big Dog Ranch Rescueの創設者であるLauree Simmons氏は、「一頭たりとも残らない。繁殖も、検査も、もう何も行われない」と述べた [1]。
この決定は、活動家による圧力が高まった時期を経て下された。直近の土曜日には、主催者がRidgelan Farmsの施設外で平和的な抗議活動を行い、犬たちの解放を求めた [5]。これらのデモは、研究サプライチェーンにおける同施設の役割に反対する広範なキャンペーンの一環であった。
Ridgelan Farmsは数十年にわたり、研究目的のビーグルの主要な供給源となっていた。フロリダへの移送は、残されたすべての動物が研究環境に留まるのではなく、救護ケアへと移行することを目的としている [1, 3]。
施設の閉鎖は決定したが、この動きは医学研究業界と動物福祉団体の間に依然として存在する緊張を浮き彫りにしている。約500頭という移送規模は、こうした繁殖施設で通常維持されている動物の多さを裏付けている [3]。
“一頭たりとも残らない。繁殖も、検査も、もう何も行われない。”
Ridgelan Farmsの閉鎖は、持続的な世論の圧力と倫理的なキャンペーンにより、犬を用いた研究から離脱するという制度的な転換が進んでいる傾向を反映している。動物を別の施設ではなく民間の救護団体に移送することで、今回の出来事は「利用価値に基づいた繁殖モデル」から「福祉に基づいた譲渡モデル」への移行を強調するものとなった。



