CD Projekt Redは、『ウィッチャー3』の第3弾拡張コンテンツとなる「Songs of the Past」を、2027年にリリースすることを発表した [1]。
今回の発表は、極めて高い商業的ロングセラーを記録したタイトルへの稀な回帰となる。この拡張コンテンツは、2015年のオリジナル版発売から約12年後 [1]、そして2016年にリリースされた拡張コンテンツ「Blood and Wine」から11年後に登場することになる [2]。
Fool's Theoryとの協力により開発される新コンテンツは、PlayStation 5やXbox Series X|Sを含む次世代コンソールで利用可能となる [4, 5]。最新ハードウェアへの移行により、開発者はシステム要件を更新し、よりスムーズなパフォーマンスと互換性の向上を確保できる [6]。
ゲームを拡張するという決定は、『ウィッチャー3』が累計6,000万本を売り上げ [1]、依然として大きな影響力を維持していることを受けてのものだ。この特定のタイトルに戻ることで、CD Projekt Redは史上最も成功したロールプレイングゲームの一つを活用し、現在のプロジェクトと将来のリリースの間の空白期間を埋める狙いがある。
具体的なストーリーの詳細は限られているが、この拡張コンテンツは既存の世界に大幅な新ストーリーを追加することを目指している。Fool's Theoryとの提携は、プロジェクトの技術的・創造的な要求に対する専門的なアプローチを示唆しており、これは過去のDLCリリースで設定された高い基準を維持するための戦略である。
今回のアップデートは、コンテンツの拡張であると同時に、技術的なオーバーホールとしての役割も果たす。最低動作要件の変更は、「Songs of the Past」で導入されるより複雑なアセットやメカニクスをサポートするために必要なステップとなる [6]。
“拡張コンテンツは2027年にリリース予定”
ゲームのデビューから10年以上経ってから大規模な拡張コンテンツをリリースすることは、ゲーム業界において非常に異例である。これは、CD Projekt Redが『ウィッチャー3』を単なる過去の製品ではなく、永続的なプラットフォームとして捉えていることを示唆している。6,000万人の既存ユーザーを利用してブランドへのエンゲージメントを維持しつつ、ゲームの技術的基盤を排他的に最新ハードウェアへと移行させる戦略と言える。




