XboxのCEOであるアシャ・シャルマ氏は、一部のファーストパーティタイトルはコンソール独占とし、他のゲームはクロスプラットフォーム展開にすると述べた [1]。
この転換は、これまでの配信トレンドからの脱却を意味し、Microsoftがソフトウェアを提供する手法にハイブリッドモデルを導入することを意味する。この戦略は、クロスプラットフォームによるアクセシビリティの拡大と、独自のコンテンツを提供することでハードウェアの販売を促進させるというニーズのバランスを取ることを目的としている。
シャルマ氏は、優れたゲームや体験があるからこそ、人々にXboxを選んでほしいと考えていると語った。また、この目標には、同プラットフォーム専用に制作されたコンテンツをユーザーに提供することが含まれている。この取り組みの一環として、『Gears of War: E-Day』および『Clockwork Revolution』はXboxコンソール独占タイトルとなる [1]。
一部のタイトルはXboxハードウェアに限定されるが、他の多くのファーストパーティゲームは引き続き複数のプラットフォームで利用可能となる [1]。このような独占権への段階的なアプローチに対し、観測者の間では現在の戦略は「混乱を招く」との声が上がっている。
独占権に関する消費者の感情は分かれている。Xboxゲーマー1万4,000人を対象とした調査では、回答者の12.4%が、同社は独占ゲームを一切持つべきではないと答えた [2]。これは、ハードウェアに縛られたコンテンツよりも、完全にオープンなエコシステムを好むユーザー層が、小規模ながら確実に存在することを示唆している。
Microsoftは、今後のタイトルがコンソール独占となるか、あるいはクロスプラットフォームリリースとなるかを決定する具体的な基準については詳細を明らかにしていない [1]。同社は、さまざまなゲーミング環境において自社知的財産(IP)の認知度を最大化するため、ビジネスモデルの改善を続けている。
“『Gears of War: E-Day』および『Clockwork Revolution』はXboxコンソール独占となる”
Xboxは、ソフトウェアの加入者数拡大とハードウェアの価値維持という、相反する課題の解決を試みている。特定の注目タイトルを独占作に指定することで、伝統的にコンソール販売を牽引してきた「囲い込み(walled garden)」のインセンティブを回復させようとする一方で、クロスプラットフォーム展開を利用してXboxユーザー以外からの収益獲得も同時に狙っている。





