ブラジル上院は、週6日勤務体制(6x1)を廃止するPEC 6x1提案の採決日程をまだ決定していない。
この立法上の遅延は、数百万人のブラジル人労働者にとって極めて重要な局面となっている。同提案は、週あたりの労働時間を44時間から40時間に短縮し、週2日の休息を保証することで、国家の労働構造を根本的に変えることを目的としている [1]。
上院憲法司法委員会のオットー・アレンカール委員長は、元のテキストの審議が保留されている間、代替の修正案を議題に載せることはないとした [2]。この姿勢は、上院指導部がロドリゴ・アルコロンブレ上院議長と連携し、立法の流れを管理している中で示された。元のテキストは現在、議論の日程が決まるのを待っている状態である [2]。
現在のペースは政治的な計算に基づいている。与党の自由党(PL)は、野党議員や経済団体からの圧力に対処するため、手続きを長期化させる方法を検討していると報じられている [3]。これらの経済界のリーダーたちは、選挙後に上院がより緩やかなペースでプロセスを進めることを期待している [4]。
一方で、一部の議員は迅速な解決を求めている。アレッサンドロ・ブーロス上院議員は、採決を加速させる、あるいは阻止する可能性のあるあらゆる策に注視していると述べた [5]。
一方、下院ではウーゴ・モッタ議長が「6x1」体制の終了への支持を表明している。モッタ議長は、あらゆる部門の要望を反映させるための「統合テキスト(convergence text)」を提案すると述べた [6]。これは、2026年5月27日に行われた下院委員会の採決を受けたものである [1]。
一部の指導者からの支持があるものの、法制化への道筋は依然として不透明だ。上院指導部が、代替案を検討する前に元の提案を分析しなければならないと主張し続けているため、上院がボトルネックとなっている [2]。
“「6x1のテキストが分析されるまで、いかなる代替PECも議題に載せることはない」”
ブラジル上院における膠着状態は、労働擁護派と経済界の間の深い分断を浮き彫りにしている。採決を遅らせ、代替修正案を拒否することで、上院指導部は自由党が雇用主の経済的な懸念を緩和するための時間的猶予を与えている。最終的な結果は、ウーゴ・モッタ議長が言及した「統合テキスト」が、労働者の休息への要求と企業の運営コストへの懸念という溝を埋められるかどうかにかかっているだろう。





