バンダイナムコは、ロサンゼルスで開催されたSummer Game Festにて、『Dragon Ball Xenoverse 3』の初のハンズオンプレビューを実施した [1], [2]

今回のショーケースは、開発側が予算の拡大と、シリーズにおけるより構造的なナラティブ(物語)アプローチを強調しており、フランチャイズにとって大きな転換点となる。このプレビューは、続編が従来のXenoverseシリーズからどのように進化しているかを詳細に提示することで、期待感を高めることを目的としている。

プロデューサーの平野正之氏は、『Dragon Ball Xenoverse 3』が「ストーリー」「新キャラクター」「カスタマイズ性」という3つの核となる柱を中心に構築されたと述べた [1]。本作では「西暦1000年」という設定が導入され、シリーズの戦闘と探索に新たな時間的背景がもたらされる。

主要な新機能の一つが「ソウルスイッチ(Soul Switch)」メカニクスだ。ゲームプレイデモでは、主人公がトランクスと入れ替わり、約30秒間プレイヤーキャラクターが交代する様子が披露された [3]。このメカニクスにより、プレイヤーは激しい戦闘中に動的に操作キャラクターを切り替え、戦術を変更することが可能になる。

イベント期間中、メディア各社には異なる長さのアクセス権が与えられた。Polygonは、30分間にわたるライブゲームプレイデモを視聴したと報じている [2]。デモでは、更新されたキャラクターロースターと、プレイヤーが利用可能な新しいカスタマイズオプションの深掘りに焦点が当てられた。

ほとんどの情報源はこのタイトルを『Dragon Ball Xenoverse 3』としているが、一部の報道では『Dragon Ball Z Xenoverse 3』と表記されている [4]。名称に関わらず、開発側はこのイベントを通じて、物語の世界におけるプレイヤーの役割を拡大させるという同作のコミットメントを強調した [1], [2]

『Dragon Ball Xenoverse 3』は、ストーリー、新キャラクター、カスタマイズ性という3つの核となる柱を中心に構築された。

「ソウルスイッチ」メカニクスの導入とストーリーへの重点的なアプローチは、バンダイナムコが本シリーズを単なるサンドボックス体験から、よりシネマティックなアクションゲームへと移行させようとしていることを示唆している。西暦1000年という特定の時代設定を軸にし、キャラクター開発という核心的な柱に焦点を当てることで、開発側は長年のファンだけでなく、反復的なグラインド(素材集め)よりも物語主導の進行を好む新規プレイヤーの両方をターゲットにしていると考えられる。