スクウェア・エニックスは、『ドラゴンクエストXII』の開発をゼロから再始動させ、発売日をさらに延期した [1]。
この決定は、今年40周年を迎えるシリーズにとって大きな後退を意味する [4]。同シリーズは世界的に絶大な支持を得ているため、完全な再始動という判断は、以前のビルドがフラッグシップタイトルに求められる社内の品質基準を満たしていなかったことを示唆している。
開発チームは、「運命の炎(The Flames of Fate)」として知られていた前バージョンを破棄した [2]。この措置は、制作過程で多くの困難に直面したことを受けたものである [2]。今回の再始動は、以前のバージョンを特徴づけていた「エッジの効いた(尖った)」トーンから脱却し、全体的なゲーム体験を向上させることを目的としている [1]。
ファンはこの続編を10年近く待ち望んでいる [3]。本作は5年前に初めて発表されたが [2]、既存の成果物を破棄するという決定により、最終製品が届くまでの待機期間はさらに延びることになる。
一部の報告によると、新バージョンは破棄された「運命の炎」というコンセプトに代わり、「Beyond Dreams」というタイトルになる可能性があるという [5]。開発チームは、シリーズへの期待に沿う作品にするためには、心機一転して再スタートを切ることが唯一の現実的な道であったと述べている [1]。
スクウェア・エニックスは具体的な新しい発売日は提示していないが、今回の再始動により、大幅な遅延はあるもののプロジェクトが依然として進行中であることが確認された [1, 3]。
“スクウェア・エニックスが『ドラゴンクエストXII』の開発をゼロから再始動”
大規模なAAAプロジェクトをゼロから再始動させるという決定は、ゲーム業界において稀でコストのかかる措置である。これは、当初のビジョンと実際にプレイ可能なプロトタイプとの乖離が、単純なパッチ修正で埋められないほど大きかったことを示している。エッジの効いたトーンから方向転換することで、スクウェア・エニックスは、記念すべきアニバーサリーイヤーにコア層を失望させないよう、シリーズ伝統の幻想的で親しみやすいルーツに戻ろうとしていると考えられる。





