1日5分の運動が心臓の健康を改善し、早期死亡のリスクを下げることができるという新しい研究結果が発表された [1]

これらの知見は、心血管の健康維持と長寿に、ジムで何時間も過ごす必要はないことを示唆している。短時間の活動によって座りっぱなしの時間を減らすことで、寿命を数年延ばせる可能性がある [2]

オーストラリアを拠点とする研究チームは、U.S. Biobankの分析データを用いてこの研究を行った [1, 2]。データによると、1日わずか5分 [1]、あるいは週に合計約30分 [2] の運動でも、顕著な健康上のメリットが得られるという。

研究者によれば、これらのメリットは活動強度が「高強度」である場合に最も顕著に現れる。「週にわずか30分の高強度運動――息が切れるほどの短い全力活動に分割されたものでよい――が、心血管のフィットネスを劇的に改善させることができる」と研究チームは述べている [2]

この研究は、こうした短時間の全力活動が、人が座って過ごす時間を減らすのに役立つことを強調している。このような日常生活の習慣の変化が、長寿の主要な要因である心血管フィットネスの向上につながるという [2]

今回の発見により、焦点は長時間の本格的なトレーニングから、管理可能なライフスタイルの調整へと移ることになる。「わずかなライフスタイルの変化が、心臓の健康に大きな保護効果をもたらす可能性があることを今回の研究は示唆している」と研究者は語った [3]

この研究は、運動の「最小有効量」を調査する一連の流れに沿ったものである。例えば、2024年の別の研究では、特定の条件下において5分間の運動が血圧を下げ、改善に役立つ可能性があることが示されている [4]

週にわずか30分の高強度運動……が、心血管のフィットネスを劇的に改善させることができる。

この研究は、公衆衛生向上のためのハードルが下がったことを示唆している。わずかな活動量の増加、特に高強度の短時間運動が長寿と相関することを証明したことで、大規模なインフラや多大な時間を必要とせず、座りっぱなしの社会において国民の健康を改善するための拡張可能なモデルを提示したと言える。