インドは、国内の医薬品規格の公式集である「インド薬局方(Indian Pharmacopoeia)」の第10版 [3] を公開した。

今回の更新は、製薬セクター全体で品質管理を強化することを目的としている。国内規格を世界的なベンチマークに合わせることで、政府は製造業者に厳格な遵守を促し、患者の安全性と製品の有効性を確保する考えだ。

インド薬局方委員会(IPC)は、今版に121件の新しいモノグラフ [1] を追加し、モノグラフの総数は3,340件 [2] となった。これらの更新により、抗がん剤、抗糖尿病薬、抗結核薬、および血液製剤を含む重要な医療カテゴリーの公式規格が拡充された。

これらの規格の導入を支援するため、IPCはウッタラーカンド州ハリドワールでコンクラーベ(会議)を開催した。このイベントでは製薬の品質とコンプライアンスに焦点が当てられ、政府当局者と業界関係者が集まり、新ガイドラインの実施について議論した。

第10版は、国内で製造・販売される医薬品の純度と力価に関する法的および技術的な枠組みとして機能する。モノグラフの範囲を拡大することで、IPCはより広範な治療薬に対して、より包括的な要件セットを提供することになる。

当局者は、この取り組みが国内の製造慣行と国際的な期待との乖離を減らすために設計されたと述べた。この整合により、インド製医薬品の輸出を促進すると同時に、国内利用者のヘルスケア品質の底上げを図る狙いがある。

「インド薬局方 2026」では121件の新しいモノグラフを導入した。

IP 2026の公開は、規制上のギャップを埋めることで「世界の薬局」としての地位を固めようとするインドの取り組みを意味している。抗がん剤や抗結核薬などのリスクの高い医薬品の規格を更新することで、政府は低品質な医薬品がサプライチェーンに混入するリスクを軽減し、海外市場での規制承認への道を容易にしようとしている。