ナレンドラ・モディ首相は2024年6月28日、ビクトリアでパトリック・エルミニエ・セーシェル大統領と会談し、19の共同成果および合意を発表した [1]。
今回の外交訪問は、インド洋地域における戦略的な足跡を深めたいというインドの意向を示すものである。インドは、保安と持続可能性に焦点を当てることで、地域の不安定化に対処し、島嶼国との経済的結びつきを強化することを目指している。
会談の中で、モディ首相はインド洋を「機会の海」と表現した。また、海上保安と経済成長を両立させるためには、地域的な協調アプローチが必要であると述べた。今回の訪問で署名された合意は、気候変動への適応力(レジリエンス)と共通の繁栄を促進することを目的とした幅広い分野を網羅している [2]。
モディ首相は、「我々はインド洋を共有の家であると考えている。その安全、持続可能性、そして繁栄は、我々共通の責任である」と語った。
首相はまた、地域の安定に関する両国の相互依存関係を強調し、「インドとセーシェルの国防と安全保障は、互いに不可欠なものであると信じている」と述べた。
このアプローチは、海上協力を強化するためのインドの広範な戦略の一環である。モディ首相は、「インドは、海上保安が経済的繁栄とともに確保され、パートナーシップが繁栄するインド洋を思い描いている」とした [3]。
19の成果 [1] は、差し迫った安全保障上の懸念と長期的な開発目標の両方に対処する包括的なパートナーシップを反映している。これには、海洋資源とリスクの共有性に焦点を当て、両国間の外交的・経済的絆を強化するために設計された覚書(MoU)が含まれている。
“「我々はインド洋を共有の家であると考えている。その安全、持続可能性、そして繁栄は、我々共通の責任である」”
この外交的な推進は、インドの「SAGAR」(Security and Growth for All in the Region:地域におけるすべての人の安全と成長)政策を強化するものである。セーシェルと19の具体的な成果を正式に決定することで、インドは不安定な海上回廊における重要な戦略的パートナーを確保し、地域のパワーバランスを調整し、不可欠な航路の保護を確実にする狙いがある。


