山梨県は2026年6月22日、富士山の下山ルートに登山者向けのコンクリート製緊急避難施設2カ所を開設した [1]

これらの施設は、突然の火山噴火や落石からハイカーを保護するように設計されており、山の中で最も危険にさらされやすい経路に重要な安全インフラを提供する。

新しい避難施設は、7合目と8合目付近に設置されている [1]。各コンクリートユニットのサイズは、高さ2メートル、幅2.5メートル、奥行き5.4メートルである [1]。コンパクトなサイズながら、1つの避難施設につき最大135人を収容可能だ [2]

今回の拡充は、利用可能な避難所の数を増やすという広範な安全策の一環である。これら2つのユニットが追加される前は、下山ルートに設置されていた避難施設はわずか4カ所であった [1]

山梨県の担当者は、山の保護能力を大幅に強化することが目標であると述べた。県は2031年度までに、合計13カ所の避難施設を整備する計画だ [1]

今回の公開は、公式の山開きに向けた時期に合わせて行われ、登山シーズンのピークに備えて施設が整えられることとなった。これらの避難施設は、地質学的イベントが発生した際に、完全なベースキャンプまで到達できない登山者に強化された安全環境を提供する [1]

1つの避難施設で最大135人を収容可能

緊急避難施設の計画的な増設は、富士山を訪れる膨大な数の観光客に対する防災リスク低減への行政的な注目の高まりを反映している。避難所を4カ所から計画的に13カ所へと増やすことで、県は火山活動の予測不可能な性質と、急峻な下山ルートにおける登山者の脆弱性を認めていることになる。