「日本財団-Nekton Ocean Census」に参画する科学者たちが、過去1年間に世界中の海でこれまで未知であった1,121種の海洋生物を発見した [1]

これらの発見は、現在の生物学的知識に大きな空白があること、そして人間の活動によって変貌を遂げる前に深海域の生息地を記録することの極めて重要な必要性を浮き彫りにしている。

発見は、生物多様性が依然として大部分が未探索である深海域でなされた [3, 4]。新たに特定された中には、「ゴーストシャーク(ゴーストサメ)」や「デスボール」スポンジ(海綿)といった珍しい生物が含まれている [2, 5]。研究者は、これらの発見は海洋生物多様性を記録し、水中エコシステムと進化に関する世界的な理解を深めるための広範な取り組みの一環であると述べた [1, 2]。

同センサス(調査)の報告によると、年間で特定される新種の数は54%増加した [1]。この発見数の急増は、現代の探索技術が、海底の最も辺境な場所に到達する上でより効果的になっていることを示唆している。

一部の報告では「1,000種以上」と概数で伝えられているが [6]、センサスのデータでは具体的に1,121の新種が特定されている [1, 7]。チームは、地球上で最も理解が進んでいない環境の一つである深海の生命のより正確な地図を作成するため、これらの生物の記録に注力した。

これらの種をカタログ化することで、科学者は海洋健康度の基準(ベースライン)を確立することを目指している。このデータにより、気候変動や産業活動が時間の経過とともに深海生物にどのような影響を与えるかを追跡することが可能になる。これらのユニークな生物の特定は、高圧・低光量という環境で生存するために必要な進化上の適応を垣間見せてくれる。

科学者が世界中の海で、これまで未知であった1,121種の海洋生物を発見した。

種特定数の急速な増加は、地球の海底がいかに調査されていないかを強調している。発見のペースを加速させることで、Ocean Censusは新たな海洋保護区の設置を主張するために必要な生物学的データを提供し、深海採掘や保全に関する国際条約に影響を与えることになる。