ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は金曜日、イランがモスクワに武器を要請したことはなく、ロシアがテヘランに武器を供給したこともないとした [1]

この発言は、欧米諸国が両国の軍事的関係を監視し続ける中でなされた。高度な兵器の移転が確認されれば、中東の安全保障バランスを変えうる戦略的同盟の深化を意味することになる。

プーチン大統領は、ロシアのサンクトペテルブルクで開催されたサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)のセッションで述べた [1]。同フォーラムは、ロシアが非欧米パートナーとの経済的・外交的関係を概説するための主要な場となっている。

プーチン氏は「武器に関して言えば、イランは我々にそれを求めなかったし、我々もイランに武器を供給していない」と述べた [1]

こうした否定にもかかわらず、米国の情報当局は以前から協力関係の性質について懸念を表明している。3月、米国の情報機関に詳しい2人の当局者は、ロシアがテヘランによる米国の軍艦、航空機、その他の資産への攻撃を支援しうる情報をイランに提供したと述べた [3]

この食い違いは、装備品の移転を否定するモスクワの公的な主張と、戦略的データの共有に関する情報報告との間の緊張を浮き彫りにしている。プーチン氏は物理的な兵器の受け渡しはなかったと主張する一方で、以前にはロシアがイランを支持していると述べている [2]

ロシア大統領は、欧米からの継続的な非難がある中で、SPIEFというプラットフォームを利用してクレムリンの立場を明確にした。テヘランからの要請がなかったという枠組みで問題を提示することで、プーチン氏は外交的な支持姿勢を維持しつつ、直接的な軍事的エスカレーションからロシアを切り離そうとしている。

「武器に関して言えば、イランは我々にそれを求めなかったし、我々もイランに武器を供給していない」

今回の否定は、特に物理的な武器の移転に焦点を当てており、情報共有や技術協力の可能性を排除していない。クレムリンは「武器」と「情報」を区別することで、地域の軍拡競争に不干渉であるという公的な物語を維持しつつ、テヘランに地域における米国の海軍・空軍のプレゼンスに対抗するために必要な戦略的データを提供している可能性がある。