サスカチュワン州のスコット・モー首相は、アルバータ州が計画しているカナダからの分離独立を模索するための住民投票について、何ら問題はないと述べた [1]。
この発言は、カナダ連邦を根本的に変えうる動きに対し、隣接するプレーリー州からの反対がないことを示唆している。このような支持は、連邦政府の権限に挑戦することへの地域的な合意があることを示し、西部における分離独立運動を勢いづける可能性がある。
モー首相は、アルバータ州で開催された西部および北部州首相の年次会合の中でこの発言を行った [2]。この会合は、地域のリーダーたちが政策を調整し、オタワの連邦政府に対する共通の不満に対処するための主要な場となっている。
アルバータ州は2024年10月に住民投票を実施する計画だ [3]。この投票では、州が国から分離する可能性を模索すべきか否かを市民に問うことになる。この動きは、憲法の安定性と国家の団結をめぐる論争を巻き起こしている。
モー首相は、「アルバータ州の住民投票に問題があるとは思わない」と述べた [4]。
また、アルバータ州の住民投票が他の州にリスクをもたらすとは考えていないとしている [2]。この投票を国家的な脅威ではなく、局地的な問題として位置づけることで、サスカチュワン州首相は、このプロセスに反対すると見られる連邦政府との対立を避けている。
住民投票の計画は、すでにサスカチュワン州内の分離独立派グループを後押ししている [5]。これらの組織は、アルバータ州の取り組みがプレーリー諸州における同様の運動の潜在的な触媒となり、より広範な地域的な再編につながる可能性があると見ている。
“「アルバータ州の住民投票に問題があるとは思わない」”
モー首相の中立的な姿勢は、連邦の結束よりも州の自治権を優先するカナダ西部リーダーたちの戦略的な連携を示唆している。アルバータ州が分離を模索する権利を正当化することで、サスカチュワン州は暗黙のうちに現在の連邦構造の永続性に異を唱えており、これが他の州にとっても、中央政府から譲歩を引き出すために同様の脅威を利用する動機付けとなる可能性がある。





